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年末の風景

木曜日は岐阜で忘年会があって、エエ気分でそのまま岐阜駅前のホテル泊。

駅からホテルまでそのまま行ける歩道橋を通ると、やはり年末。クリスマス気分やけど寒いわ。。。
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翌朝、二日酔いなのに6時に起きて電車で名古屋まで出て新幹線に乗って静岡方面へ。

得意先で年末のあいさつもそこそこに、最近はどこに行っても同じ話の展開になる気がするけど、景気の動向と、オカンから巨額のお金をもらってて「知りまへんでした」と言わざるを得ない兄弟と、その兄貴に食ってかかる和泉元弥のオカンに似た元警察官僚の静香ちゃんの話・・・。

「営業は野球と宗教と政治の話はタブー」などと誰が言ったか知らない教えがありますが、明らかに目立つ所に公明党のポスターが張ってあるような場所以外ではそんな事を気にした事はありません。「僕は阪神ファン、あなたは巨人ファン」それで何が悪いっちゅーねん。2チーム以上ないとゲームも出来んっちゅーの。

ま、とにかく得意先でも呑み屋でも、最近の話題はその辺りに集中しているわけで、これはやはり世界経済や日本の政治の過渡期であると理解して、じっくりと状況を見極めて行こうじゃぁないか、と思うしかないわけで。



そんなわけで、新幹線の浜松駅。

ウナギが食べたいけども、予算的都合もある。駅ビルのレストラン街で「麦飯とろろご飯専門店」を見つけたのでそこの日替わり定食。
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麦飯にトロロ・・・最高やん。


浜松はYAMAHAの本社がある、楽器とバイクの街。新幹線の駅の改札を入った所に展示してあります。
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浜松から帰ってきた金曜の夜は、垂水区の塩屋にあるお気に入りの店、「垂水・塩屋漁港の昼網の店」にて癒される。

安くて美味しい刺身と言えば「カワハギ」。関西では単に「ハゲ」と言いますが、細かく言うと「マルハゲ」と「ウマヅラハゲ」の2種類がありまして、マルハゲの方が美味しいと言われて、僕が子供の頃に親父に釣りに連れて行ってもらうといくらでもウマヅラハゲは釣れますが、全部捨ててました。それでも最近は数が少なくなってウマヅラでもよく食べられます。

刺身にしても美味しいし、鍋にしても白身で美味しい。煮つけにする人も多いです。
この周辺では丘からサビキでもかかりますし、専門に狙う人は防波堤からアサリを餌にして「ハゲ専用針」で狙う人が多いです。

今年は特に瀬戸内の生態系の基本である「イカナゴ」の数が極端に少なかった影響か、このハゲが特に少ないそうです。

マスターが昼網で仕入れてきた、その貴重なマルハゲ君が店の水槽の中で僕を待っててくれてました。

ハゲと言うのは生物学的には「フグの仲間」でありまして、身はコリコリしていて、ホントに「てっさ」に近い味です。そして最大の魅力はその大きな肝。これを醤油に溶かしてそれを刺身につけて食べます。
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「ヅケ」になって醤油の成分を存分に吸収した濃厚な肝をコリコリ感満載な刺身に乗せる瞬間はそりゃもう至福のひとときです。この為に生きていると言っても過言ではありません。「ワサビ醤油」 「肝」 「身」、この盤石の三党連立はまさに「yes we can」と呼ぶにふさわしい代物であります。なんのこっちゃ。

釣りをよくやってた5年ほど前は行くと大体2~3匹は釣れるので、その日の肴は豪勢なものでした。

そういや、今年はハゲは少ないけどチャリコ(15センチぐらいの鯛の子ども)は多いそうです。
チャリコは顔と内臓だけ取って濃い塩水に30分ほど漬けてそのままベランダに干して、次の日に焼いて食べたらこれがまた旨いんですわ。いわゆる一夜干しですね。あ~ また釣りに行きたくなってきた。



不景気ではありますが、12月に入り、寂しいながらもボーナスが出たので、以前から嫁さんが欲しがってたこれを買いました。ホームベーカリ~♪
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パンだけでなくて、うどんやパスタ、それに餅米を入れればお餅も出来る。正月用のお餅はこれで作って、来年は手作りうどんやパスタ・・・。

う~ん楽しみ~~♪
by tako_suke | 2009-12-13 23:50 | 日記
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